【心霊体験談】第12話 入院中の話

カクヨム掲載「心霊体験談短編集」の導入記事です。実話・体験談・聞き書きをもとに、読み物として脚色を加えた怪談として扱い、全文転載はせず冒頭のみ掲載しています。

この話について

入院中の怖い体験 これは二〇二五年の暮れの話だ。 僕が生放送中に、急に具合が悪くなったことがあった。 最初はただの腹痛だと思っていた。配信中だし、気合いで乗り切れるだろうと。 でも、どんどん痛みが増していって、脂汗が止まらなくなった。 画面の向こうのコメント欄にも「大丈夫?」ってメッセージが流れ始めてね。 結局、生放送…

冒頭抜粋

入院中の怖い体験

これは二〇二五年の暮れの話だ。

僕が生放送中に、急に具合が悪くなったことがあった。

最初はただの腹痛だと思っていた。配信中だし、気合いで乗り切れるだろうと。
でも、どんどん痛みが増していって、脂汗が止まらなくなった。
画面の向こうのコメント欄にも「大丈夫?」ってメッセージが流れ始めてね。

結局、生放送中に救急車を呼ぶことになった。

診断は穿孔性虫垂炎。いわゆる盲腸が破裂した状態だ。
腹膜炎の一歩手前で、あと少し遅れていたら命に関わっていたらしい。
視聴者の方なら覚えている方もいるだろう。

お腹と二の腕に穴を開けられて、そこから栄養の点滴と、痛み止めのフェンタニルを注入された。フェンタニルっていうのは相当強い鎮痛剤でね、それでも痛いときは痛かった。
一ヶ月以上の絶食で、ひたすら寝たきり。

食べたい、起き上がりたい、シャワーを浴びたい。そんな当たり前のことが、全部できない。
本当にきつかった。

でも、やることがないのも辛いもんでね。
病院のベッドの上からでもYouTubeでライブ配信をしていた。
点滴スタンドをカメラの横に立てて、パジャマ姿で喋るっていう、なかなかシュールな絵面だったと思う。

その配信の中で、僕はいくつか怖い体験をしたと話したことがある。
覚えているだろうか。
そう、これから話すのは、入院中に実際にあった怖い体験の全貌だ。

病院名は伏せる。救急病院だから大きい病院、とだけ言っておこう。

僕は夜中に眠れない日が多かった。
昼間はずっとベッドの上で、体を動かしていないから当然だろう。
消灯時間を過ぎると病室は静まり返って、聞こ…

カクヨムで「心霊体験談短編集」を読む

作品紹介ページを見る

コメント

奇怪千万からのお願い

この記事が少しでも面白かった、役に立ったと思ってもらえたなら、ひとつお願いがあります。Amazonで何か買う予定があるとき、その前に下のボタンから入ってもらえると、私の調査の足しになります。

ここから入って買い物をすると、金額の数%が紹介料として私に入ります。あなたの支払いが増えることは一切ありません。買う物も何でも構いません。

(*´σー`) いただいた紹介料は、現地調査のガソリン代や撮影機材、古い郷土史料の購入に使います。夜のスーパーカブを走らせ続ける燃料だと思って、協力してもらえたら嬉しいです。

※当サイトはAmazonアソシエイト・プログラムの参加者です。適格販売により収入を得る場合があります。

タイトルとURLをコピーしました