オカルト総合資料館
怪談都市伝説
口伝、テレビ、掲示板へと姿を変えてきた怪談と都市伝説を追います。
64件の記事を収録しています。
調査注記 これは「実在した村で住民全員が殺され、村そのものが地図から消された」という青森県周辺の都市伝説である。以下の本文は、広く流布した要素を一続きにした**再話**であり、実在事件の記録ではない。 物語本文(代表的な。
調査注記 福岡県宮若市の旧犬鳴トンネル周辺に結びつけられた伝説である。**犬鳴谷の集落は実在したが、下記の「法の及ばない殺人村」は都市伝説**であり、実在史と分けて読む必要がある。 物語本文(代表的な再話) 若者たちが肝。
調査注記 年1月8日深夜、匿名掲示板「2ちゃんねる」のオカルト板に投稿された実況形式の物語が原型とされる。投稿者名は「はすみ」。以下は原投稿の進行を保った**詳細な再話**である。 物語本文(全展開の再話) 午後11時ご。
物語本文(代表的な再話) ある夜、男が人気のない道路を歩いていると、駐車中の車の下から猫の鳴き声が聞こえた。暗くて姿はよく見えない。車の下へ入り込んで出られなくなったのだと思い、男は前脚の付け根あたりを両手でつかみ、ゆっ。
物語本文(代表的な再話) 夜の学校へ忘れ物を取りに戻った生徒が、廊下の奥から車輪のきしむ音を聞いた。その学校は昔、病院の跡地に建てられたという噂があった。角から現れたのは、血に染まった白衣を着た看護師だった。皮膚は腐り。
物語本文(代表的な再話) 放課後、女子生徒が校舎のトイレに入ると、個室の隅にリカちゃん人形が落ちていた。誰かの忘れ物だと思って拾い上げる。スカートの下から脚が二本見え、その間に、もう一本の脚があった。三本目だけが青白く。
調査注記 「小さいおじさん」は数センチから数十センチほどの中年男性を見たという目撃談の総称で、単一の原話・固定された結末はない。代表的な目撃パターンと、既存資料に残る「マクラさん」の物語を分けて収録する。 物語本文1:マ。
物語本文(代表的な再話) 一人暮らしの学生が、自室にいると誰かに見られているような感覚を覚えるようになった。窓の外、押入れ、天井裏を調べても誰もいない。視線は日ごとに強くなり、眠っていても顔をのぞき込まれている気がした。
調査注記 年代前半にインターネット掲示板で広がったネット怪談。固有名のない白い何かを「理解してしまうと精神が壊れる」点が核心である。以下は広く知られる原型の進行を保った再話。 物語本文(原型の全展開) 少年は夏休みに、兄。
まず押さえておきたいこと 「滅三川(めっさんかわ/めつみかわ等)」は、一つの長い物語ではなく、**人ならざる者が名乗る存在しない姓**をめぐる短い怪異伝承である。確認できる範囲に共通の完全本文はない。そのため、以下は流布。
伝承の核 二枚の鏡を向かい合わせると像が無限に続く。その奥に、未来の自分、死後の顔、悪魔、知らない女などが映るという。特に午前0時、丑三つ時、誕生日、13番目の像といった条件が付く。 物語本文(姉妹の話) 姉妹が祖母の家。
物語本文(代表的な再話) 少女は小学生のころ、友人から「紫の鏡」という言葉を教えられた。意味を尋ねると、二十歳の誕生日まで覚えていた者は死ぬ、あるいは大きな不幸に遭うという。忘れれば助かると聞き、少女は気にしないことにし。
調査注記 「ひとりかくれんぼ(ひとり鬼ごっこ)」は、2007年4月ごろに2ちゃんねる・オカルト板の実況を通じて急速に広がった降霊遊びである。以下には、初期実況の物語と、伝承として流布した準備物・開始・終了までの実行手順を。
まず押さえておきたいこと 「牛の首」は、**聞けば恐怖で死ぬほど怖い話が存在するが、その内容を誰も語れない**というメタ怪談である。共通する原典本文は確認されていない。「本文がないこと」自体が仕掛けなので、完全版を創作し。
物語本文(四人版) 冬山で遭難した四人の登山者が、無人の山小屋へたどり着いた。暖房も灯りもなく、眠れば凍死するおそれがある。四人は正方形の部屋の四隅に一人ずつ立ち、眠らないための方法を考えた。 一人目が壁沿いに次の角まで。
まず押さえておきたいこと 「死人茶屋」は上方落語の演目名として上演記録が言及される一方、現行の台本・速記・録音が確認できず、筋立ても失われたとされる。都市伝説では「怖すぎて封印された」「演じると怪異が起こる」と語られるが。
物語本文(横断歩道の女) 霊が見える青年は、そのことを他人に隠して暮らしていた。見えても反応しなければ、向こうから関わってこないと経験で知っていたからだ。 ある夕方、信号待ちをしていると、向かい側に異様な女が立っていた。
調査注記 山道・トンネル・カーナビを舞台に、「助かったと思った直後、導いた存在が失敗を悔しがる」反転怪談。複数の独立した派生があるため、代表的な本文をすべて分けて収録する。 物語本文1:トンネルの女 男が夜の山道を運転し。
物語本文(家族写真) 家族が海へ遊びに行き、浜辺で幼い子どもの写真を何枚も撮った。夕方、少し目を離した間に子どもがいなくなった。捜索の末、子どもは海で溺れた状態で見つかり、助からなかった。 葬儀のあと、両親は最後の姿が写。
物語本文 若い夫婦に子どもが生まれた。しかし二人は、その子の外見を醜いと思い、愛することができなかった。泣き声を疎ましく感じ、人前へ連れて行くことも恥じた。 ある日、家族でフェリーに乗った。甲板には人が少なく、海は暗かっ。
物語本文 若い女性が人知れず赤ん坊を産んだ。育てる覚悟も、周囲へ打ち明ける勇気もなく、赤ん坊を布に包んで駅のコインロッカーへ入れた。泣き声が聞こえたが、扉を閉め、鍵を捨てて逃げた。赤ん坊はそのまま亡くなり、事件の犯人は見。
物語本文 父親は妻と激しく争い、衝動的に殺してしまった。幼い娘が眠っている間に遺体を庭へ運び、深い穴を掘って埋めた。翌朝、母親は急に実家へ帰ったのだと娘に説明した。 娘は泣きもせず、母親がいつ帰るのかも尋ねなかった。父親。
物語本文 大学生数人が夜の山へドライブに出かけた。街灯のない細い道を進むうち、運転していた友人の顔色が急に悪くなった。額には汗が浮かび、ハンドルを握る手が震えている。それでも車を止めようとしない。 後部座席の仲間が休もう。
物語本文(コンビニの原型) 女性は、自宅近くのコンビニで男に襲われる夢を見た。夢の中で彼女は夜食を買い、店を出たところで、帽子を深くかぶった男とすれ違う。男は引き返して追いかけ、路地で刃物を取り出す。そこで目が覚めた。
物語本文(代表的な再話) 雨の夜、タクシー運転手が郊外の道路で一人の若い女性を乗せた。女性は青白い顔で、髪も服も濡れている。行き先を尋ねると、山のふもとの住所を小さな声で告げ、それきり黙った。 運転手は気まずさを紛らわせ。
物語本文(帰宅する娘) 夜道を走る運転手が、道端で若い女性のヒッチハイカーを見つけた。薄着で寒そうだったため車へ乗せると、女性は近くの町の住所を告げる。運転手は上着を貸し、会話をしながら走った。 目的地まであと少しという。
注意 都市伝説として流通する番号の中には、通信会社の試験番号、企業・店舗、個人へ実際につながるものが混在する。迷惑電話や料金請求、緊急回線の妨害を避けるため、**現在有効かもしれない番号を伏字**にして記録する。実際に発。
調査注記 「幽霊バス」には一つの確定原話がなく、終バス、事故死した乗客、冥界行きという要素が組み替えられる。以下は流布要素を一続きにした代表的再話。 物語本文 残業で終電を逃した会社員が、見慣れないバス停で「臨時」と表示。
物語本文(代表的な再話) 年代、群馬県の国道沿いにある中古車店へ、白いトヨタ・ソアラが並んだ。当時は高級で人気の車種なのに、価格は異常なほど安い。若者が理由を尋ねると、店員は「前の所有者が事故を起こしただけで、修理は済ん。
物語本文(広く流布した版) 若い夫婦が中古の一戸建てを購入した。広さのわりに価格が安く、内装もきれいだった。住み始めてから、廊下の壁際で赤いクレヨンを見つける。捨てても数日後には同じ場所へ戻り、夜になると壁の中から子ども。
導入 「笑う自殺者」は、事故を撮影してしまったと思わせ、現像後の表情で出来事の意味を反転させる心霊写真型の都市伝説である。落下する人物がカメラへ笑いかけていた、同じ落下を何度も繰り返す、遺体が存在しないなど複数の型がある。
物語本文 仕事帰りの男性は、駅から自宅へ向かう途中、古いマンションの前を通っていた。ある夜、三階の窓辺に女が立っていることに気づく。女はカーテンの隙間から夜空を見上げ、毎晩同じ姿勢で動かなかった。 男性は、星を見るのが好。
調査注記 「赤い部屋」という名では、内容の異なる二つの有名な都市伝説が語られる。 壁の小穴から赤い部屋をのぞいたと思ったら、隣人の赤い眼だったという集合住宅怪談。 「赤い部屋は好きですか?」というポップアップから死へ至る。
物語本文 古い大きな家で結婚式が開かれた。披露宴を終えた夜、親族や友人たちは酒を飲み、子どものころのように隠れんぼをしようと言い出した。花嫁も白い衣装の一部を着替え、笑いながら参加した。 鬼が数を数え、皆が客間、納戸、庭。
物語本文(放送室版) 終業式の日、一人の生徒が放送室へ忘れ物を取りに戻った。校舎にはまだ部活動の生徒がいたが、放送室のある棟は静かだった。生徒が機材棚の奥を探していると、重い防音扉が閉まり、壊れた錠がかかった。 扉を叩き。
ネット怪談史に残る「実況型・予告型」の傑作。夢の中の遊園地電車で、乗客が一人ずつ屠られていく。恐ろしいのは、この夢が「また見る」と予告してくる点だ。確認度D(ネットロア型)。 物語――お猿の電車に乗ってしまった夜 それは。
昭和の日本を集団下校とパトカー出動にまで追い込んだ、実在の社会現象になった都市伝説。新聞にその発生と「終息」が記録された珍しい怪談でもある。確認度A/B。 物語――「私、きれい?」 塾帰りの夕暮れ、人通りの少ない道で、大。
「この話を聞いた時点で、あなたは標的になった」――聞いた者に数日以内に現れ、答えを間違えれば体を奪う感染型の怪談。口裂け女の直後に広がった「二番煎じにして進化形」。確認度C/E。 物語――話を聞いてしまった者のもとへ カ。
「今、あなたの後ろにいるの」――捨てた人形が、電話一本ずつ距離を詰めてくる。固定電話時代の「距離」を恐怖に変えた、接近型都市伝説の金字塔。確認度C。 物語――一歩ずつ近づいてくる声 引っ越しのとき、古びた外国製の人形を捨。
玄関のない一軒家、鏡台に掛かった長い髪、「禁后」と書かれた半紙。母が娘を呪物として代々差し出す家系の秘密を描く、擬似民俗誌型ネットロアの名作。確認度D。 物語――開けてはいけなかった家 投稿者の故郷には、奇妙な空き家があ。
明治の日本人が熱狂した降霊遊びの正体は、西洋から船で渡ってきた「テーブル・ターニング」だった。哲学者・井上円了が科学で暴いた、その顛末。確認度A/B。 遊びの情景――十円玉が、ひとりでに動く 放課後の薄暗い教室。机の上に。
戦慄の並走劇 ― ある夜の完全再話 舞台は兵庫県、六甲山を貫く有料道路。午前二時を回った頃、一台の軽自動車がヘアピンカーブの連続する山道を走っていた。運転していたのは大学生のK。友人の家からの帰り道、対向車もほとんどない。
百本の蝋燭、あるいは灯心。参加者たちが車座になり、一人が一話の怪談を語り終えるたびに、その灯を一本ずつ吹き消していく。座敷は徐々に暗くなり、最後の一本が消えたとき、そこには本物の怪異が現れる ― これが「百物語」と呼ばれ。
転送されなかった者の末路 ― 完全再話 ある地方の中学校に通う少女A子は、ある日自分の携帯電話に一通の見知らぬメールを受信する。件名は「絶対に無視しないでください」。本文を開くと、そこにはこう書かれていた。「私は事故で亡。
完全再話 ― 湯気の向こうに立つもの 夜十一時を過ぎた頃、一人暮らしのアパートの浴室。彼女はシャワーの湯を頭からかぶりながら、その日にネットで読んだ話をふと思い出していた。「お風呂で頭を洗っているとき、心の中で『だるまさ。
暗い洗面所の鏡に向かって、震える声で名前を三回呼ぶ。呼び終えた瞬間、鏡の中の自分の顔が、自分ではない誰かの顔に変わっている――「ブラッディ・メアリー」は、欧米生まれでありながら日本の子供部屋にもすっかり根を下ろした、鏡の。
物語の完全再話 深夜二時過ぎ、峠道を一台の軽自動車が走っていた。運転しているのは免許を取ったばかりの大学生、助手席には彼女。カーブが連続する山道で、対向車もなく、ラジオの音だけが車内を満たしていた。「このへん、昔バイクの。
スマートフォンの画面に浮かぶ、もうこの世にいないはずの人の名前。留守番電話に残された、消したはずのメッセージ。そして誰よりも自分自身の声で告げられる、まだ起きていない出来事。「死者からの着信」というジャンルは、実話怪談の。
水面に浮かび上がった、人間そっくりの無表情な「顔」。1990年、日本中を熱狂とざわめきの渦に巻き込んだ「人面魚」ブームは、SNSはおろかインターネットすら一般家庭に普及していなかった時代に、一つの池に一日一万人もの見物客。
件(くだん)は、人間の顔と牛の身体を持つとされる日本の妖怪であり、UMA(未確認生物)であり、そして何より「予言獣」である。生まれ落ちてからわずか数日で死ぬ、しかしその短い生の間に必ず一つだけ、恐ろしいほど正確な予言を残。
「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?」――2ちゃんねるオカルト板に存在したこのスレッド群、通称「洒落怖」から生まれた数多の怪談の中でも、ひときわ異彩を放ち、今なお「洒落怖史上最恐」との呼び声も高いのが「姦姦蛇螺(。
富士山の裾野、風もなく音もなく、木々だけがどこまでも密生する原生林――青木ヶ原樹海。「自殺の名所」として世界的にすら知られてしまったこの場所には、古くから数多の怪談・都市伝説が積み重なってきた。その集大成とも言うべき噂が。
物語の完全再話nn深夜、十階建て以上のマンションに一人で暮らす男がいた。ネットの掲示板で見つけた「儀式」を、半信半疑のまま試してみることにしたのは、暇を持て余した深夜二時のことだったという語り口で、この都市伝説はいつも始。
体験者が語った一連の異変 愛知県在住の投稿者・杉浦浩二氏(仮名)は、市役所土木課の新人職員だった頃の体験を語っている。仕事帰りに車を走らせていた際、道端に落ちていた「土雛(つちびな)」――粘土を型で抜いて焼き、泥絵の具で。
伝説の土地・千種町 兵庫県宍粟市千種町は、1970年代から未確認生物ツチノコの目撃地として全国に知られてきた。知名度を一気に押し上げたのが、1992年に発表された「生け捕り2億円」というツチノコ懸賞金史上最高額の発表だっ。
怪談には「答え方を間違えたら死ぬ」という構造の話がいくつも存在するが、そのなかでも「足売りばあさん」は異質な立ち位置にいる。なぜなら、この話には最初から"正解"が存在しないからだ。「要る」と言っても地獄、「要らない」と言。
年、静岡県の私鉄で終電に乗った一人の投稿者が「きさらぎ駅」という存在しない駅に降り立ち、そのまま消息を絶った――というスレッドがインターネットを騒然とさせた。だが実は、終電後にだけ現れる異界の駅、路線図に載っていない幽霊。
捨てても、燃やしても、川に流しても、気づけばまた家の中にある。髪が少しずつ伸びている。向きがいつの間にか変わっている。深夜に電話が鳴り、受話器を取ると人形の声とも取れる沈黙だけが流れている――呪いの人形にまつわる都市伝説。
梅雨の花はなぜ「怖い花」にもなったのか 紫陽花(あじさい)は日本の梅雨を代表する花でありながら、同時に数多くの都市伝説・怪談のモチーフにもなってきた珍しい植物である。理由の一つは、この花自体が持つ「不安定さ」にある。紫陽。
怖くない幽霊、というジャンル 都市伝説というと口裂け女やきさらぎ駅のような「本気で怖い話」を思い浮かべがちだが、日本の怪談文化にはもう一つ、意図的に「情けない霊」「やる気のない怪異」を主役にした笑い系都市伝説というジャン。
可愛さを狙って外れた者たち 日本各地には地域振興のためのゆるキャラが数千体存在するとされるが、そのなかには「可愛い」を通り越して「怖い」と評判になったキャラクターが一定数存在する。北海道夕張市のメロン熊、兵庫県福崎町のガ。
放課後の校舎に立つ武者 神戸市須磨区。JR須磨駅から須磨寺へ続く商店街の奥、そして海沿いの須磨浦公園。ここは平安末期の治承・寿永の内乱(源平合戦)における最大の激戦地のひとつ「一の谷の合戦」(寿永3年/1184年2月7日。
袖引小僧の陰に隠れたもう一つの妖怪譚 埼玉県の妖怪伝承といえば、水木しげるの『図説日本妖怪大全』でも紹介された「袖引小僧」が広く知られている。しかしその陰で、県南西部の志木市には、規模でも知名度でもそれに引けを取らない河。
「私、きれい?」ではなく、山の奥からやってくる女 高知県の深い山間部には、「土佐の蛇女」と呼ばれる怪談が語り継がれている。夜、山奥に美しい女が現れ、誘われるままに近づくと、その下半身が蛇の姿に変わり、鋭い牙で襲いかかって。
