スピリチュアル総合資料館
除霊・浄化
憑いたものを落とす側の話。お祓い、浄霊、除霊を、誰がどんな手順でやってきたのかまで追う。
10件の記事を収録しています。
先に断っておく。この記事は宗教史と民俗誌の解説であり、特定の信仰への勧誘でも、儀式の指南でもない。大祓魔式(盛儀祓魔式)は、教区司教から特別の許可を受けた司祭のみが行える儀式だ。素人が他人に対して行ってはならず、この記事にもその手順は記
古神道(こしんとう)とは、大陸由来の思想体系が伝来する以前の信仰形態を指す呼び名だ。あるいは、仏教や儒教や道教の影響をできる限り取り除いた、日本列島に固有の信仰のかたちを指す。神社本庁が管掌する現代の神社神道は、実のところ長い歴史のなか
声色が変わり四つん這いになり油揚げを欲しがる、という定型の症状。憑き物筋という差別を生んだ家の系譜、修験者や祈祷師が行った落とし方の作法、そして精神医学がこれをどう扱ってきたかまでを並べて追う。憑き物落としの祈祷の手順も具体に示す。
体が動かず気配だけを感じるあの現象を、日本人の四割が一度は経験する。枕元に立つ者として語られてきた民俗の側と、レム睡眠の分断として説明する側の両方を並べ、起きたときの対処と予防までを具体に示す。病院にかかる目安も併せて示す。
失せ物探しから病、家の不和までを扱う沖縄の民間祈祷師はどう生まれるのか。カミダーリと呼ばれる召命の苦しみ、ハンジという判断の立て方、先祖供養と口寄せの実際、そして青森のイタコとの違いを比べる。頼るときの見きわめ方も添える。
手のひらをかざして穢れを浄めるという戦後生まれの治療儀礼を扱う。岡田茂吉の霊感と世界救世教の成立、浄霊の実際の手順と受け方、医療否定をめぐる問題、そして数多くの分派に至る教団史までを並べる。浄霊を受ける際の注意点も具体に示す。
存在するかもはっきりしないものに、これだけ分類語彙が共有されているのは不思議な話だ。それぞれの語が生まれた時期と出どころ、霊障と呼ばれる症状の語られ方、そして分類が商売と結びついた経緯を追う。霊障と診断される前に見る点も示す。
真冬の水に飛び込み滝の下で経を唱える、この妙な情熱はどこから来たのか。伊邪那岐の禊という起源、神道の祓えと修験道の水行、寒中禊の作法と装束、そして企業研修に持ち込まれた現代の姿までを並べる。安全に行うための注意も添える。
鎮魂という言葉は、文字どおりには魂を鎮めることを意味する。ところが、その中身は驚くほど幅広い。たとえば皇室の重要祭祀である宮中の鎮魂祭がある。石上神宮に伝わる特殊神事としての鎮魂祭もそうだ。本田親徳や川面凡児が近代に体系化した鎮魂の行法
いきなり結論から入る。水子供養は、日本の伝統でも何でもない。ざっくり言えば一九七〇年代に爆発的に広まった、まだ五十年ちょっとの習俗だ。びっくりすると思う。あの、寺の斜面をびっしり埋めつくす小さなお地蔵さん。赤いよだれかけ。カラカラ回る風
