奇怪千万からのお願い

このサイトの記事が面白かった、役に立ったと思って頂けたら、一つお願いがございます。
Amazonで何か買う予定があるとき、その前に下のボタンから入って頂いて買い物をしていただくと
サーバーの運営費と心霊スポットやパワースポットの取材費になります。

ここから入って買い物をすると、金額の数%が紹介料として私に入ります。
貴方様の支払いが増えることは一切ありません。買う物も何でも構いません。
記事をもっとたくさん増やしたいので、ご協力をお願いします。

当サイトではアマゾンアソシエイト以外のアフィリエイトは使用しません
(記事が見づらくなるから・・・)

時間・記憶のずれ

怪談

花の前で

妻の眼鏡を受け取った帰り、知らない女の人の遺影を見て泣いた。なぜ懐かしいのか考えるうちに、隣の妻と過ごした場面だけが思い出せなくなった。
怪談

よく選んだ

一人で梨の摘み取りへ来た恵は、ようやく気に入った実を見つけた。割ってもらうと、その内側には夜の枝があった。
怪談

まだ手を合わせていない

祖父との墓参りで、まだほどいていない花の包みがごみ袋に入っていた。火をつける前に、線香は燃え尽きていた。
怪談

会いたかっただけ

同窓会の幹事を断るつもりで、久しぶりに美和と会った。公園の砂利道で、一歩ぶんの足音が、いつまでも終わらなかった。
怪談

布を外します

閉店前の美容室。客の髪を洗う千種の目に、自分を下から仰ぐ顔が映る。客を起こしても、その眺めは洗髪台の底に残っていた。
怪談

食べてから帰る

婚約を解消した二人は、取り消し損ねた予約を使って最後の食事に出かける。食べたことのない料理が、運ばれる前からどうしても欲しかった。
怪談

返事の相手

介護の合間に、旧友の麻衣を誘って出かけた二泊の旅。山の展望広場で眠った麻衣へ話しかけていると、寝言の中に、知らない家の道順が混じった。