怪談 翁島ペンション、夕方の囲いの隙間
翁島駅で降りたのは、沢井ひとりだった。郡山で新幹線から、磐越西線の普通列車に乗りかえてきた。無人の駅だ。向かいのホームへは、構内の踏切を歩いて渡る。小さなコンクリートの駅舎を出ると、四時を少しすぎていた。
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