奇怪千万からのお願い

このサイトの記事が面白かった、役に立ったと思って頂けたら、一つお願いがございます。
Amazonで何か買う予定があるとき、その前に下のボタンから入って頂いて買い物をしていただくと
サーバーの運営費と心霊スポットやパワースポットの取材費になります。

ここから入って買い物をすると、金額の数%が紹介料として私に入ります。
貴方様の支払いが増えることは一切ありません。買う物も何でも構いません。
記事をもっとたくさん増やしたいので、ご協力をお願いします。

当サイトではアマゾンアソシエイト以外のアフィリエイトは使用しません
(記事が見づらくなるから・・・)

kikaisenban

怪談

歌わない人

合唱団へ入った多恵子は、自分の声を隠して歌っていた。見学の男が来るようになってから、歌わなくても合唱がよく揃う。
怪談

朝の抜き打ち

予定にない避難訓練の放送が流れた朝、階段で知らない男が社員を待たせていた。外へ出ると、大勢の人がビルへ入るのを待っていた。
怪談

折り返しの赤

三年ぶりにレースへ戻る旧友と走った。折り返して来る若い走者の中に、高校の時のその友人がいた。
怪談

同じところで笑う

古い自主映画の同じ場面で、元部員たちは一斉に笑った。ところが、何がおかしかったのかを話すと、一人ずつ別の場面を見ていた。
怪談

見学の人

建築模型の工場へ来た少年は、見せた作業よりも、働く人の動きをよく見ていた。駅まで送る間にも、彼の体へ新しい仕草が増えていった。
怪談

風のない売場

布店を手伝っていた夏、雨の降っていない日に傘を畳む客が来た。別の客は、店の前にあった川の話をした。
怪談

花を持たない人

店先の老人は白い花束を抱えていた。先輩がそれを受け取ったように見えたが、本人は「何も持ってなかった」と言う。
怪談

目を開けたモデル

初めて人物画のモデルを務めた春菜は、受講者全員が閉じた目を描いていることに気づく。眠っていないと確かめるため、壁の時計を見続けた。
怪談

ここだけの話

退職してからも集まる三人には、いつもの席と、いつもの話があった。ある夜、仕切りの向こうから、自分たちが口にしていない返事が聞こえた。
怪談

記念写真の真ん中

二十年ぶりの同窓会へ来た男を、友人たちはそれぞれ違う名前で呼んだ。写真を撮る係だった私は、一人ずつ確かめ始めた。