オカルト総合資料館
学校怪談
教室、廊下、音楽室。学校で語り継がれてきた怪談を集めました。
78件の記事を収録しています。
記録区分:土地・校舎型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 典型形**:校舎建設前は墓地、寺、火葬場、処刑場だったため、夜の校舎や校庭。
記録区分:土地・校舎型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 典型形**:戦時中の病院、兵舎、防空壕、空襲被災地、古戦場などの上に学校が。
記録区分:土地・校舎型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 典型形**:使用停止・立入禁止となった木造校舎に、旧制服の生徒、昔の教師。
記録区分:土地・校舎型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 典型形**:事故や自殺があった教室を壁で塞いだ、部屋番号を飛ばした、鍵を開。
記録区分:土地・校舎型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 典型形**:事故時刻で止まった時計が夜だけ動く。針が逆回転すると校舎が過去。
記録区分:階段・廊下・鏡型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 典型形**:昼は十二段、夜は十三段になる。上りと下りで段数が違う。 結。
記録区分:階段・廊下・鏡型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 典型形**:何度上っても同じ踊り場へ戻り、窓外の景色だけが暗くなる。
記録区分:階段・廊下・鏡型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 典型形**:決まった時刻に鏡を見ると、未来の死に顔、知らない教室、背後。
記録区分:階段・廊下・鏡型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 典型形**:足音が近づくが姿はない。止まると背後でも止まり、走ると追っ。
記録区分:階段・廊下・鏡型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 典型形**:廊下の角を曲がるたび同じ生徒とすれ違う。最後には正面からで。
記録区分:トイレ怪談型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:校舎の女子トイレ、三階の三番目など特定の個室を三回ノックし、「。
記録区分:トイレ怪談型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:個室で「赤い紙がほしいか、青い紙がほしいか」と声を掛けられる。
記録区分:トイレ怪談型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:「赤いマントを着せようか」「赤いちゃんちゃんこは要るか」などと。
記録区分:トイレ怪談型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:紙のない個室で声がし、紙を渡すと手ごと引かれる。逆に「紙をくれ。
記録区分:トイレ怪談型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:白い手に足首をつかまれる、水面に知らない顔が映る、上を見ると天。
記録区分:トイレ怪談型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:午後三時三十三分、四時、四時四十四分などに特定の個室へ入ると老。
記録区分:トイレ怪談型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:手を洗って顔を上げると鏡内だけ個室が開いている、背後に旧制服の。
記録区分:理科室・標本型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:人体模型が夜の校舎を歩き、朝になると位置や向きが変わる。 異。
記録区分:理科室・標本型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:骨格標本が踊る、窓を叩く、追いかける。夜だけ標本箱が空になる。
記録区分:理科室・標本型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:瓶の中の胎児・動物・臓器が目を開く、位置が変わる、瓶内から叩。
記録区分:理科室・標本型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:放課後にガス栓、薬品棚、顕微鏡が勝手に動く。顕微鏡を覗くと自。
記録区分:音楽室・無人音響型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:無人の音楽室から演奏が聞こえる。扉を開けると止まり、閉め。
記録区分:音楽室・無人音響型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:肖像画の目が動く、視線が追う、口が開く、髪型や表情が変わ。
記録区分:音楽室・無人音響型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:メトロノームが四時四十四分に動く、太鼓やシンバルが鳴る。
記録区分:音楽室・無人音響型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:胸像が校歌を歌う、楽譜から音符が消え、翌日の校内放送でそ。
記録区分:美術室・人型物体型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:目が動く、笑みが深くなる、額縁から出る、翌朝だけ手の位置。
記録区分:美術室・人型物体型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:石膏像が振り向く、目から血を流す、夜の廊下を移動する。
記録区分:美術室・人型物体型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:関節人形の姿勢が毎日変わる、誰かを指す、その生徒と同じ姿。
記録区分:美術室・人型物体型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:未完成の絵が夜ごと完成する、描かれた人物が一人ずつ消える。
記録区分:プール・水底異界型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:泳いでいると水中から足をつかまれ、底へ引かれる。 異説*。
記録区分:プール・水底異界型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:点呼では全員いるのに、水中に一人多い。写真にも知らない顔。
記録区分:プール・水底異界型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:夜のプールで泳ぐ音や飛び込み音がするが、水面には誰もいな。
記録区分:プール・水底異界型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:排水口から髪や手が出る、底の模様が顔に見える、底へ潜ると。
記録区分:放送・録音媒体型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:放送機器の電源が切れているのに、亡くなった生徒や旧校長の声。
記録区分:放送・録音媒体型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:四時四十四分、チャイムではない音楽や点呼が流れ、最後に「一。
記録区分:放送・録音媒体型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:古いテープを逆再生すると助けを求める声が聞こえる。消去して。
記録区分:校庭・石像型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:夜中に校庭を歩く、本のページがめくれる、薪の本数が変わる。 異。
記録区分:校庭・石像型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:ブランコだけが動く、鉄棒に逆さの影が現れる、ジャングルジムの最。
記録区分:校庭・石像型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:夜間、古い制服の生徒が校庭を横断し、校舎の壁や閉じた門へ消える。
記録区分:校庭・石像型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:タイムカプセル、動物墓、供養碑、井戸、墓石を掘り当てると怪異が。
記録区分:体育館・舞台境界型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:夜の体育館でバスケットボールやバレーボールをつく音がする。
記録区分:体育館・舞台境界型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:幕の隙間から顔が覗く、閉じたはずの幕が開く、舞台上に卒業。
記録区分:体育館・舞台境界型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:跳び箱の中から呼吸音、マットの下から手、ロープが勝手に揺。
結論**:全国共通の単一伝承というより、「教室の黒板」と自動筆記・予告・死者の伝言が結合した複合型である。現時点で特定できる一つの発祥校や最初の事件はなく、資料で追えるのは近代学校の設備史、1990年代以降の学校怪談ブー。
結論**:「一つ多い机」「知らない返事」「一人多い集合写真」は、別々の話というより、学校の点呼・固定席・名簿に「一人分のずれ」が入る人数異常型の一群である。1992年刊の児童書に「いないはずの子が暗い教室に座る」話を確認。
結論**:「禁書」「目録にない本」「捨てても戻る本」は、古くから題名が固定した一つの学校伝承ではない。禁じられた本・未来を書く本という文学的モチーフが、学校図書館の蔵書印、貸出カード、書架番号と結び付き、1990年代以降。
記録区分:教室・学校設備型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:カーテンの向こうに誰か寝ているが、開けると空。体温計だけが。
結論**:下駄箱・上履きの怪談は、学校の内外を切り替える場所と、持ち主・学年を示す履物を使った境界型である。現在の上履き文化は近代以降、とくに戦後に普及したため、「古来から同じ形であった伝承」ではない。単一の発祥事件は確。
記録区分:教室・学校設備型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:施錠された屋上で足音、柵の外側に立つ生徒、飛び降りを繰り返。
記録区分:通学路・追跡者型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:下校時刻や四時四十四分に老婆が現れ、追いかける、異次元へ連。
記録区分:通学路・追跡者型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:下半身や手足を失った女性が現れ、足や名前に関する質問をする。
記録区分:通学路・追跡者型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:列車事故などで下半身を失った女性が両手で高速移動し、遭遇者。
記録区分:通学路・追跡者型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:雨の日、白い服の女性が子どもや人形を引きずりながら現れ、い。
記録区分:通学路・追跡者型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:大きな包みを背負った老婆が「足はいらないか」と尋ねる。「要。
記録区分:通学路・追跡者型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:マスク姿の女が下校中の子どもへ「私、きれい?」と尋ね、答え。
記録区分:通学路・追跡者型** ここで扱うのは、学校や児童間で語られてきた伝承・噂の型であり、怪異や個別事件を事実認定するものではない。 伝承の概要 基本形**:人間の顔を持つ犬がごみ捨て場や通学路に現れ、人語を話す、高。
放課後の教室、西日が黒板を赤く染める時刻。四人の子どもが机を囲み、一枚の紙を広げる。紙の中央には朱色で描いた鳥居、その両脇に「はい」「いいえ」、下には五十音、〇から九までの数字。真ん中に十円玉を置き、全員が人差し指をそっ。
校庭の隅、鉄柵と金網に囲まれた小さな小屋。中では白いウサギがもそもそと草を食み、ニワトリが土をつついている。昼間はのどかな命の教室だ。だが日が落ちると、この飼育小屋は学校で最も語られる恐怖の現場に変わる。飼育当番だった子。
通学路の横断歩道。朝、黄色い旗を手に、緑色の制服を着た女性が立っている。「はい、右見て、左見て。手を挙げて、渡りましょうね」。子どもたちを安全に渡す、優しい「緑のおばさん」。誰の記憶にもいる、通学路の守り神。だが――放課。
「サッちゃんはね、サチコっていうんだ、ほんとはね」。誰もが幼稚園や小学校で歌った、あの優しい童謡「サッちゃん」。バナナが大好きで、でも半分しか食べられない、小さな女の子の歌。三番まで歌えば、それで終わり――のはずだった。
「かってうれしいはないちもんめ/まけてくやしいはないちもんめ」。校庭や公園で、子どもたちが二列に分かれ、手をつないで前へ後ろへ。「あの子がほしい」「あの子じゃわからん」「相談しよう」「そうしよう」。指名された子がじゃんけ。
「紫の鏡」。ただそれだけの、四文字の言葉。だがこの言葉を知ってしまい、二十歳になるまで覚えていると、あなたは死ぬ。――日本中の子どもが、この一行の呪いに震えた。誰かが教室でそっと囁く。「ねえ、『紫の鏡』って言葉、知ってる。
体育の授業とは違う、あの独特の空気を覚えているだろうか。校庭いっぱいに立てられた紅白の万国旗、砂埃の匂い、スピーカーから流れる行進曲、そして観客席から響く保護者と生徒たちの歓声。運動会や体育祭は、一年のうちで学校がもっと。
修学旅行というのは、学校の怪談というジャンルの中でもとりわけ濃密な「怪異発生装置」だと言われている。普段は親元で眠る子供たちが、見知らぬ土地の、見知らぬ建物の、見知らぬ部屋で、大人数で雑魚寝をする。しかも夜更かしをして興。
映写機が回り出す瞬間――典型的な怪異の全貌 この怪談の骨格はいつも同じだ。舞台は社会科か道徳、あるいは特別活動の授業。担任やAV係の生徒が視聴覚室の映写機、あるいはビデオデッキに教材をセットする。フィルムはあらかじめ学校。
撮影のあの日、確かに何もなかった この怪談の核心にあるのは「撮影中には何の異常もなかった」という点だ。体育館の壇上、あるいは校庭の朝礼台の前に学年やクラス全員が並び、カメラマンの「はい、動かないでくださーい」という声に合。
儀式の作法――紙に何を書き、何を唱え、どう終わらせるのか こっくりさん系の降霊術には、地域や年代によって細部の違いこそあれ、共通する「型」が存在する。まず白い紙を一枚用意し、上部に鳥居の絵を描く。鳥居の左右に「はい」「い。
春がくるたびに、あの話を思い出す 入学式のシーズン、校庭の桜が息を呑むほど満開になる年がある。「今年の桜、なんかすごいね」と誰かがつぶやいた瞬間、決まって誰かがこう返す。「知らないの? 桜の木の下には死体が埋まってるんだ。
「消えた転校生」とは何か 基本形はいたってシンプルだ。ある日、クラスに転校生がやってくる。特に目立つ容姿でもなく、かといって地味すぎるわけでもない。自己紹介をし、隣の席に座り、休み時間には数人と話し、給食も食べる。ごく普。
脱脂粉乳という「亡霊の起源」――まずさの歴史とそこから生まれた怪談 まず前提として押さえておきたいのは、脱脂粉乳がなぜこれほどまでに「呪われた飲み物」として語られるようになったのか、という歴史的経緯だ。第二次世界大戦後の。
夜の校舎に、誰かがいる 放課後の校舎ほど、静かで、そのくせ落ち着かない場所はない。チャイムが鳴りやみ、生徒たちの声が校門の外へ消えていくと、校舎はまるで呼吸を止めたようにしんと静まり返る。廊下の奥、体育館側の突き当たり―。
夏の夜、点呼の数字がひとつ足りない 林間学校、臨海学校、修学旅行の夜。多くの学校行事にはなぜか判で押したように「肝試し」が組み込まれている。そしてその肝試しにまつわる怪談は、日本全国どの地域の小学校・中学校でもほぼ同じ型。
放課後の書写室だけが、なぜか薄暗い どこの学校にも、妙に空気の重い教室がひとつはある。音楽室であったり、理科準備室であったり、体育館の裏であったりするのだが、書写室――多くの小学校・中学校で「習字専用の教室」として使われ。
部活動の拠点というのは、学校の中でもとりわけ「濃い」空間である。教室が入れ替わり立ち替わりの生徒たちのものだとすれば、道場や部室は特定の集団が何年も同じ場所に想いを積み重ねていく場所だ。汗と気合いと、時には涙と挫折が染み。
校門を出てすぐ、あるいは校舎の裏手にひっそりと佇む自転車置き場。昼間は生徒たちの喧騒でいっぱいのその場所も、日が落ちて誰もいなくなると、途端に不気味な顔を見せ始める――というのが、この手の怪談の定番の導入だ。「持ち主のい。
五分間だけの密室で起きること 体育の授業が始まる前、女子更衣室にはいつも独特の空気が流れる。四十人近い生徒が一斉に制服を脱ぎ捨て、体操服に着替える五分間。声が反響し、汗と制汗剤の匂いが混じり、壁一面の鏡には裸に近い姿の生。
放課後、誰もいないはずの部屋から聞こえる音 学校の家庭科室というのは、他のどの特別教室よりも「布」と「刃物」と「人型」が同時に揃っている、特異な空間である。ミシン、裁縫箱に収められた大量の待ち針とハサミ、そして体型を模し。
放課後の技術室に響く、あるはずのない機械音 技術室、あるいは木工室と呼ばれる特別教室は、学校の特別教室の中でも特に「怪我と隣り合わせ」であることが生徒にも教員にも自明な、緊張感を伴う空間である。電動糸鋸盤、卓上丸のこ盤。
